阪神・岡田監督 継投策決まり監督通算483勝!好投の村上に7回攻撃で代打「まず先発には1勝を」の親心

[ 2024年4月10日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1-0広島 ( 2024年4月9日    甲子園 )

<神・広>阪神・岡田監督(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・岡田監督の継投策が決まった。3回以降、広島打線を牛耳っていた村上に、7回の打席で代打を送った。球数こそ109球に達していたとはいえ、春先でなければ「完封させていたかも分かりませんね」という快投。それでも交代させたのは「まずは先発には1勝をつけてやるというかね」という親心だった。

 継投のタイミングは2つのプランを持ち合わせていた。7回の攻撃が3者凡退なら、8回も村上続投。走者が出て打順が9番に回れば交代。そのどちらにも属さない先頭の佐藤輝が出塁後にけん制死という予期せぬ展開が待ち受けていたものの、迷いはなかった。

 「先頭が出たので、その時点で代え(る決断をし)たけど、ああなるとは思ってなかったから。そこからまた変えるのも(村上の)気持ちも変わると思うので」

 勝ちパターンのゲラ、岩崎とつないで、阪神監督として通算483勝とした。球団歴代2位の吉田義男氏にあと1勝と迫った。(倉世古 洋平)

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