西武ドラ1武内夏暉 球団初のデビュー2連勝ならず「リズムがつかめず」7回4安打2失点も打線の援護なく

[ 2024年4月10日 20:03 ]

パ・リーグ ( 2024年4月10日    ベルーナ )

西武先発の武内(撮影・長久保 豊)
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 西武のドラフト1位ルーキー・武内夏暉投手(22)は球団新人初のデビュー2連勝を逃した。7回88球を投げて4安打2失点。いわゆる「ハイ・クオリティ・スタート(HQS)」の好投だったが、味方の援護がなく勝利投手の権利は手にできなかった。

 この日は初回から苦しんだ。先頭打者を三ゴロに打ち取るも、続くボランコにフェンス直撃の二塁打を許した。後続に四死球を与え、2死満塁のピンチに。それでも6番・池田を150キロの直球で三ゴロに打ち取り窮地を脱した。

 2回は3者凡退に抑えたものの、3回2死一塁の場面で4番・山口に直球を捉えられ、先制の適時二塁打を浴びプロ初失点。7回にも2死三塁で右前適時打を許し追加点を献上した。武内はこの回を投げきって降板。7回88球を投げ、4安打2失点だっだ。

 打線は相手先発のメルセデスを前に沈黙。健闘するルーキーを援護することができなかった。

 武内は初陣となった3日のオリックス戦で先発し、7回1安打無失点、7奪三振の快投。12球団新人で最速となるプロ初勝利を挙げた。

 ▼武内 序盤からリズムがつかめず、自分のリズムに乗ることができなかったです。先頭打者をしっかりと抑えることはできましたが、後続を抑えることができませんでした。今日は、ツーストライクと追い込んでからの失投が目立ったので、次回の課題として追い込んでからのピッチング精度、コースに投げ切れるように改善していきたいです。
 

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