青学大・西川　ドラ1へ首位打者狙う　東都大学野球1部春季リーグ戦8日開幕

青学大・西川

　東都大学野球1部春季リーグは8日、神宮で開幕する。

　侍ジャパンが3月に行った欧州代表との強化試合に飛び級で招集された青学大・西川史礁（みしょう＝4年、写真）は、ドラフト1位でのプロ入りを果たすため、今季は初の首位打者獲得を目標に掲げた。

　侍ジャパンでは第2戦に「1番・中堅」で先発出場するなど、2試合で計7打数3安打1打点。慣れない中堅でも好守を見せて存在感を示したが「個人としても勝負の年。まだまだ課題はたくさんあります」と現状に満足する様子は全くない。

　チームは今季、3季連続優勝が懸かる。ともにドラフト1位でプロへ進んだ広島・常広と阪神・下村の二枚看板は抜けたが、「今年は自分が打って引っ張って、個人としては首位打者を獲りたい」と主砲としての覚悟を示した。　（村井　樹）