カブス・鈴木誠也は今季初の3安打 2試合連発となる2号含む4打点の大暴れ 決勝点呼び込み4連勝

[ 2024年4月4日 12:00 ]

ナ・リーグ   カブス9-8ロッキーズ ( 2024年4月3日    シカゴ )

5回にソロを放ち三塁コーチとタッチする鈴木(右)=AP
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)が3日(日本時間4日)、本拠地でのロッキーズ戦に「2番・右翼」で先発出場。5打数3安打4打点の大暴れで4連勝に貢献した。

 初回1死の第1打席は空振り三振に倒れたが、2回2死満塁の第3打席では相手先発・クワントリルの3球目、真ん中付近に来た球を右前に運び、2者生還した。ただ、オーバーランで一塁を回ったところでタッチアウトとなった。

 5回の第3打席は先頭で打席に入ると、相手2番手・ビークスの内角寄りの直球を完璧に捉え、左中間席へ運び2試合連発となる2号ソロを放った。

 6回の第4打席は三塁への内野安打を放ち、今季初の3安打をマークした。

 8-8と追いつかれた直後の8回無死一、三塁の第5打席はボテボテの三ゴロとなったが、三塁手が本塁送球も野選となり、三塁走者が生還。貴重な決勝点を呼び込んだ。

 時折、雨が降るなど気温一桁台の極寒のシカゴ。鈴木は試合中、ポケットにしのばせたカイロで指先を温めるなど対策しながらプレー。寒さにも負けない熱い活躍を見せた。

 前日2日(同3日)の同戦は初回無死一塁から先制2ランを含む2安打をマーク。打球速度115マイル(約185キロ)の一発は、15年のスタットキャスト導入後では球団3位の超速弾で今季の日本選手1号となり「空振りでもいいから、思い切って振っていけたらという感じだった。先制できたのがチームにとって凄く大きかった」と笑みを浮かべた。

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