オリックスは4季ぶりの単独最下位 今季初先発の山下が自己ワーストの8四死球と乱調

[ 2024年4月4日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス0-3西武 ( 2024年4月3日    ベルーナD )

<西・オ2>6回途中、1失点で降板する山下(左端)(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 オリックスは今季初先発の山下が自己ワーストの8四死球と乱れた。5回0/3を2安打2失点。新人王に輝いた昨季、4度対戦して3勝無敗、防御率0・69と圧倒した西武に初黒星を喫し「課題は何が原因か、今すぐにはちょっと分からない。気持ちの面でちょっと乱れがあったり、弱さが出た」と振り返った。

 最速157キロの直球を軸に5回まで1失点でしのいだが、6回先頭から3連続四球で交代を告げられた。腰の張りで緊急降板した昨年8月26日ロッテ戦以来の1軍マウンドで好結果を残せず。「悪いボールが続いた後、修正があまり効かなかった」と肩を落とした。

 打線も散発2安打で二塁すら踏めず、西武のルーキー・武内にプロ初勝利を献上した。22年7月18日以来の借金3で、20年終了時以来4シーズンぶりの単独最下位。中嶋監督は「攻める気持ちを持って打席に立ってほしい」と奮起を促した。 (阪井 日向)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月4日のニュース