ソフトバンクは守護神オスナが9回にまさかの失点 延長12回には又吉が踏ん張れず

[ 2024年4月4日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-4ロッテ ( 2024年4月3日    ペイペイD )

<ソ・ロ>9回、勝ち越しを許しベンチに戻るオスナ(撮影・岡田 丈靖)
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 今季最長の試合時間4時間15分。開幕5戦目での小久保ホークス初の延長戦は、鉄壁の絶対守護神オスナの誤算から12回に6番手の又吉がつかまった。

 「全然、大丈夫。同点(の場面)は難しいんですよ」と指揮官は短い言葉で全幅の信頼を置くオスナをかばった。ただ9回、代打角中に屈したのは昨夏の悪夢がよみがえる。

 1―1の9回に背番号54は登場。先頭の山口に初球を右前打され、2死一、二塁。そこで友杉の代打で宿敵が登場。1ボールからの高めに浮いたスライダーを捉えられ、勝ち越しを許した。

 忘れることができないのが昨年7月24日のZOZOマリンでの試合。0―1の9回2死一塁で代打角中に直球を右越えにサヨナラ2ランされ、ぼうぜんと打球を追った。チームは12連敗を喫した。今季初対戦、雪辱の再戦だったがまたもや軍配は角中に上がった。

 2―2の延長12回2死一、二塁、今季初登板だった6番手の又吉は荻野に決勝2点適時二塁打を許した。小久保監督は「又吉は、なかなかしびれるところで今年初登板。投手は責められない」とかばい、「投手に負担がかかり過ぎている」と野手の奮起を促した。

 中継ぎ5枚をつぎ込んでの黒星。基本は3連投はさせない方針できょう4日のカード勝ち越しへ、手駒は限られる。「あすはルーキーの出番もあるかもです。ワクワクしながら見ます」。指揮官は村田、沢柳、岩井らの躍動に期待していた。

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