オリックス・東が82年ぶり大記録!史上2人目のデビューから先発のみ無傷8連勝「しっかり勝負できた」

[ 2024年4月4日 15:55 ]

パ・リーグ   オリックス2-1西武 ( 2024年4月4日    ベルーナD )

<西・オ3>7回を投げ終え、ベンチにグラブを叩ながら戻る東(撮影・久冨木 修) 
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 オリックスは先発・東の好投が光り、連敗を3でストップ。22年8月2日~4日西武戦(ベルーナ)以来の同一カード3連敗も阻止した。

 東は試合後のヒーローインタビューで、投球内容を振り返り「しっかり勝負できていた。真っすぐとカーブが一番良かった」とコメントした。そしてデビューからの大記録については「しっかり自分のピッチングができれば、自然とついてくるのかなと思っていた」と話した。

 今季初登板初先発の東は最速154キロの直球と最遅104キロのカーブ、さらに右打者の内角を突くツーシームなど多彩な変化球を織り交ぜて4回まで二塁を踏ませない投球。5回2死から佐藤龍に初の長打となる左二塁打を浴びてピンチを背負うも、西川を中飛に打ち取って切り抜けた。

 2点リードの7回1死で外崎に左越えソロを浴びるも、後続を退けて東は7回3安打1失点で降板。8回はマチャド、9回は平野佳が二死一、二塁のピンチを切り抜け、リードを守り抜いた。

 開幕から5戦計6得点と低調な打線は前日から頓宮、紅林ら6人を入れ替えて臨んだ。3回に今季初スタメンの安達が、先頭で選んだ四球から暴投と犠打で三進し、若月の右犠飛で先制。6回には森が2死二塁から右前に今季初適時打を放って加点した。

 東はプロ初勝利をマークした22年8月6日の日本ハム戦から、これで無傷の8連勝。白星は全て先発試合で記録しており、デビューから先発勝利のみでの8連勝は、1リーグ時代の42年に藤本英雄(巨)が10連勝して以来82年ぶり2人目の快挙となった。

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