オリックスが連敗3でストップ　東が82年ぶり大記録のデビュー8連勝　森は不振脱出の決勝打

パ・リーグ   オリックス2ー1西武 （ 2024年4月4日    ベルーナD ）

＜西・オ＞オリックス先発の東（撮影・久冨木　修）　
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　昨季リーグ3連覇を果たすも、20年終了時以来4シーズンぶりの単独最下位に沈むオリックスは4日、西武戦（ベルーナD）に臨み、今季初先発の東晃平投手（24）の好投もあって快勝。今季2勝目を挙げた。22年8月2日～4日西武戦（ベルーナ）以来の同一カード3連敗も阻止した。

　不振のチームは現状打破へテコ入れを敢行。昨季の首位打者オリックス・頓宮と紅林が先発を外れた。

　その打線は女房役の若月が3回1死三塁できっちり犠飛を放ち先制点を挙げて先発の東を援護。6回には2死二塁の場面で、試合前まで打率・118と低迷していた森が右前に適時打を放ち追加点を挙げた。

　今季初先発となった東は7回を投げ1失点の好投で、プロ初勝利をマークした22年8月6日の日本ハム戦から無傷の8連勝。デビューから先発勝利のみでの8連勝は1リーグ時代の1942年に藤本英雄（巨）が10連勝して以来、82年ぶり2人目の快挙となった。

　投打がかみ合ったチームは連敗を3でストップ。昨季リーグ王者が巻き返しへ。シーズンはまだ始まったばかりだ。