巨人・杉内コーチ 菅野は「15勝してもらいたい」「誠司と息も合っていた」「最高でした」

[ 2024年4月4日 22:01 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2024年4月4日    バンテリンD )

<中・巨>勝ち星を挙げた菅野はバッテリーを組んだ小林(右)を笑顔で迎える(撮影・椎名 航)
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 巨人は菅野智之投手(34)が盟友・小林誠司捕手(34)との657日ぶりバッテリーで7回4安打零封の快投を披露し、中日を下して連敗を3でストップ。同一カード3連敗を免れて3勝3敗の勝率5割に戻した。

 負ければ長嶋茂雄監督復帰1年目だった1993年以来31年ぶり球団3度目の開幕2連勝からの4連敗となるところだったが、それを阻止。菅野のあとは中川、大勢とつないでの完封リレーだった。

 試合後、杉内俊哉投手チーフコーチ(43)との主なやりとりは以下の通り。

 ――菅野好投。

 「木曜日にもってきてよかった」

 ――木曜日に置いた理由。

 「中5日で開幕投手がきた場合に開幕投手と戦えるピッチャーという。あと、勝ちも拾える確率のあるところでもあるし、彼になんとか15勝してもらいたいんで、僕は。開幕投手と戦ってもいい勝負ができると僕は思ってます」

 ――本人と話した。

 「もちろん。言ったら“木曜日ローテで頑張ります”と言っていたので本当に良かったです。ナイスピッチングです」

 ――中川は最初から決めていた。

 「なんとかアイツには自信をもう一回取り戻してもらって。きょうもちゃんといいボール投げていたんで。必ず必要な戦力なんで、1試合でも早く本来のピッチングなるように」

 ――肩の荷が下りた。

 「もちろん安心はしましたけどね、一番は本人がホッとしているんじゃないですか。また明日から頑張っていけると思いますし、変な不安もなくなったでしょうし」

 ――菅野と話したのはキャンプ後。

 「キャンプ中ですね」

 ――そういうプランで。

 「そうですね。僕はそういう頭がありましたんで、全然今まで通りのピッチングをしてくれるんでね」

 ――カットボール。

 「良かったんじゃないですか。もちろん誠司と息も合っていたし、ボールにするところはボールにして、ゾーン内勝負するところはしっかりゾーンで勝負できていたんで、良かったと思います。最高でした」

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