中日のドラ3・辻本 開幕遊撃へ猛アピール 適時打含む二塁打2本

[ 2024年3月14日 05:10 ]

オープン戦   中日2―3西武 ( 2024年3月13日    ベルーナD )

<西・中>7回、勝ち越しの適時二塁打を放った辻本(撮影・久冨木 修)
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 中日のドラフト3位・辻本(仙台大)が、適時打を含む2本の二塁打を放つなど開幕遊撃へ猛アピールした。

 「試合に出たい気持ちは常に持っています。いつでも出られる準備をしていました」

 送りバント失敗など精彩を欠いた先発遊撃のロドリゲスに代わって、3回守備から途中出場。6回先頭の第1打席では左翼線二塁打を放ち好機を演出。1―1の7回2死一、二塁は左中間へ適時二塁打と重ね気を吐いた。

 ロドリゲスや田中、村松らと、し烈な二遊間バトルに挑んできた。遊撃はロドリゲスがわずかに優勢ムードではあるものの簡単に譲るつもりはない。「開幕に向けてカウントダウン。できることを最大限アピールしたい」と言葉に力を込めた。

 《梅津制球に課題》D…開幕先発ローテーション入りを狙う梅津は4回1失点だった。自己最速タイとなる155キロを計測するなど能力の高さを示した一方で、4与四球と制球面に課題を残した。体調不良の影響で、3回1失点だった2月21日のロッテとの練習試合以来の登板となったが、「悪いところばかり出てしまった。制球を磨いていきたい」と反省し、修正を誓った。

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