広島ドラ3滝田が地元初登板 家族とともに町長も応援に駆けつけた!

[ 2024年3月14日 05:05 ]

オープン戦   広島6―1日本ハム ( 2024年3月13日    エスコンF )

<日・広>8回から登板した滝田(撮影・高橋 茂夫)
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 広島・ドラフト3位・滝田一希投手(22=星槎道都大)がプロ入り後、初めて故郷のマウンドに上がった。5―0の8回から登板し、1回1/3を無安打ながら4四死球で1失点(自責0)。「あの(9)回は一生忘れられないイニングになると思う。今日は(収穫は)ない。課題ばっかりが出た。まだまだ実力不足」と唇をかんだ。

 スタンドには、滝田が高校まで過ごした黒松内町から約30人の応援団が駆けつけ、声援を送った。姉の美里さんは「プロになって、一希の試合を見るのは初めてだった。頑張って1軍食らいついてやっていると思う」と応援タオルを手に、温かい視線を送った。また、黒松内町町長の鎌田満氏(65)も多忙な合間を縫って駆けつけ、「このまま1軍に残ってくれたらいいけどね。活躍を楽しみにしています」とエールを送った。

 この日は“一人相撲”で課題が露呈したが、「いい経験ができたと思って、次からやっていきたい」と滝田。この経験を糧に、さらなる成長を誓った。 

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