【松井裕樹と一問一答】20日ぶり登板「腰は問題ない」韓国で開幕戦「微力ですけどチームの力に」

[ 2024年3月14日 09:36 ]

パドレスの松井裕樹(AP)
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 腰の張りで調整が遅れていたパドレス・松井裕樹投手(28)が13日(日本時間14日)、アスレチックスとのオープン戦で20日ぶりに実戦登板。1回を1安打無失点、2奪三振に抑えた。

 12-9の8回から5番手でマウンドへ。先頭のジェイコブ・ウィルソンの打球が足元へ飛び、グラブに当たった。跳ね返った打球が転々と外野へ転がる間に打者走者は二塁まで進み、いきなり得点圏に走者を背負った。それでもウィル・シンプソンをスラーブで空振り三振に仕留めると、ジャック・ウィンクラーも遊ゴロに打ち取り2死三塁。最後はマックス・マンシーを高め直球で空振り三振に仕留め、本塁を踏ませなかった。

 松井の登板後の主な一問一答は以下の通り。

 ――20日ぶりのオープン戦、投げ終えて腰の状態は。
 「何も、腰はまったく問題ないです」

 ――投げたボールの手応えは。
 「うーん、まぁ、ボチボチじゃないですか。そんなに良くもなく悪くもなく、ただ無事に痛みなく帰って来れたんで、そこが一番かなと思います」

 ――強襲安打は。
 「グラブだったんで、はい。ちゃんと捕れてたら」

 ――公式戦へ向けての感覚は。
 「まだ韓国のオープン戦もありますし、まずそこでしっかり、まだ状態も上げられると思いますし、今日はセットポジションからの投球もできたので、まだまだ状態を上げられると思いますし、自分もようやくそこに向けて、チームの中にやっと戻って来れたという感覚なので、すごい嬉しいですね(笑)」

 ――2三振を奪った。球種は。
 「(1つ目は)スラーブですね。スラーブと(2つ目は)まっすぐですね」

 ――最後は狙って取った。
 「そうですね。初球のスプリットの手出しがあったので、最後は高めのまっすぐ僕もいけるかなと思ったんで、ちょうどそのサインが出たので、気持ちよく投げれました」

 ――高めのまっすぐが試合で出た。
 「最初のアプローチを見た上でだったので、変化球が浮いてたりして、高めに目付けがある中ではちょっと難しいのかなと、まだわからないですけど、バッターとの対戦の流れで今日は使えることができたので使いました」

 ――韓国へ行ってからの思いはあるか。
 「アジアで公式戦ということで僕も日本人ですし嬉しく思いますし、そこに微力ですけどチームの力になれるようになと思って、そこまでしっかり準備したいです」

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