英智氏　リクエスト制度で「審判の目を上手にごまかすプレー」が消えてしまった

＜中・D＞本塁のリクエストも判定変わらずセーフとなり、好走塁でサヨナラ勝利を呼び込んだ伊藤（中央）も手荒い祝福を受ける（撮影・椎名　航）
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　元中日の英智氏（47）がYouTube「野球いっかん」に出演。リクエスト制度の是非を論じた。

　英智氏は「僕たちは審判の目をいかにごまかすかということにかなりの頭の中の割合を占めてプレーしていた」と明かした。

　例えばスライディングでは遠くから滑るよりベースに近い位置で滑った方がセーフに見えやすいという。

　「今はごまかせない。そういう意味では言葉のニュアンスが合ってるか分かりませんが、面白みに欠けるなとは思う」

　ただ、SNS時代で誤審など審判の悪評が広がる可能性もあり、「世の中の流れ的には必要なのことかも」とリクエスト制度の導入は仕方ないとした。

　ただ、5月27日の中日―DeNA戦（バンテリンドーム）のように観客も喜んだサヨナラ勝利のプレーにリクエスト（2度）があると「喜んでいたらリプレー検証だぞって。コンサートでもう出てこないかなと思いながらアンコールする感じ」と笑わせた。