細川から“ごちそう返礼援護射撃”受けた中日・涌井　感謝しつつ「財布もピンチ、細川のスポンサー探しを」

セ・リーグ   中日5ー1ヤクルト （ 2023年6月25日    バンテリンＤ ）

本拠地初勝利を挙げた涌井は適時打を放った細川（左）と笑顔でお立ち台に立つ（撮影・椎名　航）
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　新加入の2人が中日を最下位脱出に導いた。涌井は6回6安打1失点の粘投で、新本拠地バンテリンドームでは初白星となる3勝目。打っては4番・細川が2安打1打点と奮闘し、そろってお立ち台に上がった。

　「細川がいつも“ご飯を食べさせてくれ”とアピールしてくるんで、ようやく2人で立てて、お金を使ってきたかいがありました」

　21日が37歳の誕生日だった右腕が後輩イジりで笑わせた。大食漢の細川は「涌井さんに勝ちが付けられたのが一番」と言いながら「またお肉を食べさせてほしい」とおねだり。右腕は「そろそろ涌井の財布もピンチなんで、細川のスポンサーを探していきたい」とファンを沸かせた。

　5回2死一、二塁では今季初めて3、4、5番が3者連続適時打。細川は試合後に5月度の「JERAセ・リーグAWARD　月間大賞」としてOBの川上憲伸氏から表彰されるなど、新天地で充実の日々を過ごしている。（山添　晴治）