江夏豊氏　村山実さんがノーサインで投げていた3種類のフォーク「田淵幸一が可哀想だった」

江夏豊氏
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　通算206勝193セーブの江夏豊氏（75）が江川卓氏のYouTube「江川卓のたかされ」に出演。田淵幸一氏のサインを無視してフォークを投げ込んだ阪神の伝説的右腕・村山実さんの思い出を明かした。

　手が江夏氏より指の関節ひとつ分大きかったという村山さんのフォークは若いときはストーンと鋭く落ちた。

　キャリア晩年はフォークでスライダー、フォークでシュート、真っ直ぐ落ちるフォークと3種類投げ分けていたという。

　江夏氏は「田淵がオドオドしとったもん。ノーサインで放ってくるから」と明かした。

　田淵氏が直球のサインを出しても黙ってフォークを投げていた。しかも3通りに変化する。

　江夏氏も「一番可哀想だったのは田淵。あの人のフォークでどんだけ悩んだか」と同情していた。