大谷翔平 2試合ぶり23度目マルチ安打 3試合連続安打&打点で両リーグ単独トップ61打点目

[ 2023年6月26日 05:21 ]

インターリーグ   エンゼルスーロッキーズ ( 2023年6月25日    デンバー )

<ロッキーズ・エンゼルス>3回、大谷は安打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が25日(日本時間26日)、敵地・デンバーでのロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席で2試合ぶり今季23度目となるマルチ安打を記録した。3試合連続安打で打点も3試合連続となった。

 まずは0-1の3回2死一塁。ロッキーズの先発左腕・ゴンバーのスライダーを叩くと、打球は二塁手のグラブをかすめ、中堅へと達した。さらに0-3の6回無死二塁、高め直球を振り抜くと、打球は左中間を深々と破り、フェンスへと達する間に俊足を飛ばし三塁へ。打球速度113・7マイル(約182・9キロ)と強烈な当たりは今季4本目の三塁打となり、ニ走・ウォードが生還。この時点で両リーグ単独トップとなる61打点目を記録した。

 前日24日(同25日)の試合では、チームはともに球団新となる28安打25得点を記録。歴史的な打撃力を見せた打線の中、大谷は7打数1安打1打点と“控えめ”だった。しかし一夜明けたこの日、本来の力を存分に見せつけ、安打を積み重ねた。

 標高1600メートルに位置するクアーズ・フィールド。空気抵抗が少なく、ボールが他球場より飛ぶため「打者天国」としても知られる。大谷は同球場では、この試合まで通算18打数5安打1本塁打、打率・278。21年の球宴でホームランダービーに出場した際にはアッパーデッキへ150メートル級の特大弾を放ち、23日(同24日)の試合では日米通算200号本塁打を記録。記憶にも記録にも残る本塁打を放っている。

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