大谷翔平がメジャー2冠もネット“なおエ”にガッカリ「チームが勝たなければ」「負け越しは痛い」

[ 2023年6月26日 07:40 ]

インターリーグ   エンゼルス3ー4ロッキーズ ( 2023年6月25日    デンバー )

<ロッキーズ・エンゼルス>6回、大谷は適時三塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が25日(日本時間26日)、敵地・デンバーでのロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。2試合ぶり今季23度目となるマルチ安打を記録するなど、4打数2安打1打点と奮闘したが、チームの勝利には結びつかなかった。

 前日24日は球団新となる28安打25得点を記録したエンゼルス打線。だが、25日はロッキーズ投手陣の前に8安打3得点に終わり、連勝はならなかった。ブルージェイズが勝ったため、ア・リーグのプレーオフ圏内からも外れた。

 大谷は、本塁打、打点でメジャー2冠となったが、インターネット上には“なおエ”の敗戦を悔しがる声があふれた。「大谷の活躍は嬉しいですが、現状を考えると、チームが勝利しなければ」「ポストシーズンが遠のく一敗」「このカード、勝ち越し必須と思っていただけに残念」「上位2チームは強豪相手が続く中、このカード1勝2敗は痛い」「大量得点の翌日は打線沈黙。昨日あれだけ打った選手達はどこへ行ったの?予想はしていたけど1点差で負けるとは」などの書き込みがあった。

 この日の大谷は着実に安打を積み重ねた。まずは0-1の3回2死一塁。ロッキーズの先発左腕・ゴンバーのスライダーを叩くと、打球は二塁手のグラブをかすめ、中堅へと達する安打となった。さらに0-3の6回無死二塁、高め直球を強振。打球は左中間を深々と破り、フェンスへと達する間に俊足を飛ばし三塁へと滑り込んだ。打球速度113・7マイル(約182・9キロ)と強烈な当たりは今季4本目の三塁打となり、ニ走・ウォードが生還。この時点で両リーグ単独トップとなる61打点目を記録した。本塁打が出れば同点だった2-4の8回1死一塁の場面ではロッキーズ4番手・バードの低めスラーブを捉えたが、打球はスタンドには届かず、右翼手のグラブへ。打球を見上げた大谷は瞬間、悔しげな表情を見せた。26日(同27日)からの本拠地での戦いで出直しをはかる。

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