プロ1号の西武・蛭間の母・美恵子さん わんぱく小僧が…手がかからない立派な息子に

[ 2023年6月26日 05:30 ]

パ・リーグ   西武5―2楽天 ( 2023年6月25日    楽天モバイル )

<楽・西>2回、プロ初本塁打となる先制3ランを放つ蛭間(撮影・尾崎 有希)
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 プロ初本塁打を放った西武・蛭間の母・美恵子さん(55)は、群馬県桐生市の自宅でテレビ観戦。息子への祝福メッセージをスポニチ本紙に寄せ、わんぱくだった幼少期を語った。

 こんなに早く打てると思っていなかったのでびっくりの一言です。テレビの前で家族みんな大喜びでした。勝利に貢献してくれてホッとしました。

 拓哉は幼少期から元気いっぱいな子でした。外での遊びがとにかく大好き。走り回って、木に登って、昭和時代の子供みたいで、もう追いかけるのが大変でしたね。

 小1の頃はスイミングと相撲をやっていて、保育園の時にはちびっ子わんぱく相撲で優勝したり、昔から力が強かったかな。痛みにも強い子で、小2の時には傘の先が指に刺さって爪が割れちゃったんです。数針縫ったけど全く泣かなくて、病院の先生からは「この子は将来、大物になるね」なんて言われたぐらいです。

 うちは繊維加工工場の自営業で共働き。仕事が忙しかったので自立は早かったです。保育園も1歳から行っていて、お風呂も寝るのも自分でできたし、中3の時は自分でチャーハンを作ったりして、あまり手がかからない子でした。

 大切にしているのはボーイズ卒業時や、高校卒業時にくれた手紙です。私は朝が弱くて、お弁当を作るのも大変でした。それを知って手紙には「これからはゆっくり寝てください」と書いてあって、うれしかったですね。プロの世界は厳しいですが、息の長い選手になって、みんなに愛される選手になってもらいたいです。

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