復帰戦の広島・栗林 151キロマークも「155くらい出てると思ったんですけど(笑)」新井監督は一安心

[ 2023年3月24日 22:17 ]

オープン戦   広島1-6ソフトバンク ( 2023年3月24日    ペイペイD )

オープン戦<ソ・広>ベンチに戻り、新井監督と話をする栗林(撮影・中村 達也)
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 腰椎椎間板症のため、WBC1次ラウンドで侍ジャパンを離脱した広島・栗林良吏投手(26)が24日、ソフトバンクとのオープン戦で復帰登板を果たした。

 この日は6回から5番手で登板。先頭の栗原に右前打を許したが、その後は全て内野ゴロで仕留めて、1回を無失点。ホーキンスに対してはこの日最速の151キロもマークし、順調な様子を披露した。

 栗林は「真っすぐの球速はいつも通り出ていた感じはあるんですけど、ファウルだとか詰まらしている感じがなかったので、まぁまだまだ自分としては納得いっていないボールはあったなと思います」と、課題も口にした。ただ、復帰戦で151キロをマークしたことには「本当だったら155くらい出てると思ったんですけど(笑)、まぁでも150超えられたのでよかったです」と笑顔で対応。フォークがイメージ通りとはいかなかったようが修正には問題なさそうで、体調に関しても「今はまったく問題ない」と不安を払しょくした。

 侍ジャパンでは登板なしのまま、12日のオーストラリア戦後に離脱となったが、幸い大事には至らず、18日には投球練習を再開。6日の阪神戦(強化試合)以来となる実戦登板もクリアした。

 新井監督は「久しぶりのマウンドだったと思うし。彼の場合は投げられるか投げられないかなので。ピッチング後に聞いても『何も問題ないです』と。一晩、寝て起きてあしたの状態を確認したいと思う。でも、ちょっとね。安心したというか。ナイスピッチングですね。さすがというか」と、守護神の復調に胸をなで下ろした様子だった。

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