侍ジャパンの巨人・岡本和が合流　「あの場にいられたことが凄い良い経験」

＜巨・楽＞試合前、チームに合流した岡本和　（撮影・西川祐介）
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　第5回WBCで、侍ジャパンの一員として09年以来、14年ぶりの世界一に貢献した巨人・岡本和真内野手（26）が24日、チームに合流した。優勝の瞬間を「漫画みたい」と振り返っていた主砲は時間が経っても「テレビとかニュースとかで見ると。なんか人ごとのように思いました。あの場にいられたことが凄い良い経験になった」と笑顔。「テレビをつけるとWBCのことをやっていて実感する部分もありました」と、反響の大きさも実感していた。

　チームメートからの祝福には「温かく迎え入れてくれましたし、本当におめでとうと言っていただいたので凄いうれしかった」。この日は、ノックやフリー打撃で汗を流し「汗をしっかりかけて良かった」と語った。実戦は26日の楽天戦（東京ドーム）に出場予定。シーズン前に激闘を経験し、燃え尽き症候群も懸念されるが「僕が所属しているのはジャイアンツなので、ジャイアンツでしっかり結果を残せるようにするのが一番。そこは頑張りたい」と話した。

　今季から主将に就任した岡本和は、侍ジャパンでのダルビッシュや大谷の姿勢に「あれだけの方がみんなにやりやすい環境をつくってもらって、コミュニケーションをとってもらったり、自分の持っているものすべて教えてくれていたと思うんで、すごいありがたかった」と感謝。シーズンに向けては「日本一になれるように1試合1試合戦っていきたいと思いますし、自分としてもそこに貢献していけるように加わっていけるようにやっていきたい」と意気込んだ。