侍ジャパンの巨人・戸郷がチームに合流　「シャンパンファイトをチームでも」

＜巨・楽＞チームに合流した戸郷（撮影・藤山　由理）
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　第5回WBCで、侍ジャパンの一員として09年以来、14年ぶりの世界一に貢献した巨人・戸郷翔征投手（22）が24日、チームに合流した。東京ドームの試合前練習に参加した右腕は「（チームメートに）世界一おめでとうお疲れさまと言っていただいたので、本当に頑張って良かったなと心から思っています。これからもっとチームの優勝のために全力で腕を振っていかないといけないなと思いました」と笑顔を見せた。

　決勝の米国戦では2番手で登板し、2回無失点。かねてから対戦を熱望していたトラウトを空振り三振に取り「良い思い出にもなった」と振り返り、貴重な経験に「機会を頂いて感謝している。これを機にもっと成長していかないといけない」と自覚を口にした。

　ダルビッシュ、大谷の姿勢に「今回優勝できたのも、2人がいたからこそ。全てにおいて一流。食事においてもトレーニングにおいても知識を見ても、僕らが知らないようなところまで知っていたので、勉強にしかならなかった」と感銘を受けた22歳は今季から投手キャプテンに就任。「まだ僕は、実績も少ないし、若手の方なので言葉をかけるとかは難しい部分もあるけれど、結果を残してチームを引っ張っていけたら一番」と意気込んだ。

　今後の調整は「あと1～2回くらいしか入れないと思うけど、ブルペンの球数を増やしていって、試合で投げられるような状態だったら、そこで投げようと思っている」。開幕へ向け「シャンパンファイトを日本でやりたいなって改めて思った。本当にあれをチームでできると思うと、もっと、より一層チームは強くなるし、団結すると思うので、それを目標にやっていきたい」と語った。