【センバツ】履正社　6年ぶり春勝利ならず　高知に逆転負け　多田監督甲子園初采配飾れず

第95回選抜高校野球大会2回戦   履正社2－3高知 （ 2023年3月24日    甲子園 ）

＜高知・履正社＞がっくりとアルプスの応援団に挨拶に向かう履正社ナイン（撮影・井垣　忠夫）　
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　履正社（大阪）が高知に逆転の2－3で敗れ、17年以来6年ぶりの春勝利はならなかった。

　2回には無死満塁のピンチ、エース福田の暴投で1失点。それでも最少失点でしのぐと、3回には2死から2番・森沢の中前適時打で同点に追いついた。福田は5四球を出しながらも無安打に抑える力投を続けた。

　すると、8回に4番・坂根の左犠飛で勝ち越した。

　福田は8回先頭に右前打を許し、後続にも四球を出して降板した。1死一、二塁で2番手左腕・増田にリレーしたが、増田がつかまり逆転を許した。

　岡田龍生監督（現東洋大姫路監督）から昨年4月に引き継いだ多田晃監督は甲子園初采配となったが、初勝利はお預けとなった。

　▼履正社・多田晃監督　悔しいゲームだった。諦めずによく頑張ったが、前半にもう少し点を取れれば…高知のバッテリーの配球や気持ちで上回られてしまった。