田尾安志さん 球界に衝撃走ったキャンプイン直前の電撃トレード 38年後の令和に“背景”告白

[ 2023年3月24日 21:34 ]

田尾安志氏
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 楽天の初代監督で野球解説者の田尾安志さん(69)が23日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」(木曜深夜1・00)にゲスト出演。中日の主力選手だった1985年1月に突然、西武へトレード移籍となった“背景”を明かした。

 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(48)と富澤たけし(48)、同「ナイツ」の塙宣之(44)と土屋伸之(44)が“ホスト役”を務め、1月にスタートした同番組も今回が最終回。そのなかで、同志社大から1975年ドラフト1位で入団し、主力選手だった中日から西武へ突如トレードされた時のことに触れた。

 「84年オフにトレード」と紹介され、「厳密には85年の1月です。もうこれからキャンプが始まろうとする…」と1月末のトレード移籍に苦笑いでツッコミを入れた田尾さん。ファンを含む球界を騒然とさせた当時の衝撃度を「子供ながらに覚えている」と指摘されると、その経緯について個人的な見解を明かした。

 「あれはもう、(球団)代表と僕がケンカしてたみたいなもんですね。僕が選手会長で、選手の要望とかを“こういう要望があるのでお願いします”と。下手(したて)にいってるんですけど」とした上で「これは僕が出しゃばり過ぎたんですけど、牛島(和彦)の給料が上がらなかったんですよ、優勝した年にあんまり。それで“これは牛島やる気なくしてるな”と思って。(球団)社長の家までお邪魔して。“牛島の給料もうちょっとどうにかなりませんか?”ってお願いに行ったことがあるんです」。

 この告白に「ええ~っ!」と声が上がり、「そういうことが重なってトレード…と」の声が飛ぶと「…と思います」と苦笑いの田尾さんだった。

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