バース氏殿堂入り、次は掛布氏か!? 14票足らず今回逃すも阪神在籍経験者では次が「31」人目

[ 2023年1月14日 07:15 ]

85年10月12日、広島戦で決勝本塁打を放ち、掛布(左)とタッチして喜ぶバース
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 野球殿堂博物館は13日、今年の殿堂入りを発表。競技者表彰のエキスパート部門で3冠王に2度も輝いた元阪神のランディ・バース氏(68)、プレーヤー部門では外国出身選手最多の2017安打を記録した元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(48)が選ばれた。両者は大リーグを経てNPB(日本野球機構)に入団した「助っ人」で史上初の殿堂入りとなった。

 バース氏と阪神時代にクリーンアップを組んだ掛布雅之氏はエキスパート部門で102票(66・2%)。必要投票数に14票足りず、今回は殿堂入りを逃した。バース氏は阪神在籍経験者(監督、コーチ、球団職員を含む)では20年の田淵幸一氏以来、通算30人目の野球殿堂入り。掛布氏が背番号と同じ「31」番目となるか注目だ。また、プレーヤー部門では元中日監督の谷繁元信氏が253票(71・3%)で14票足りなかった。来年は元中日の岩瀬仁紀氏、西武・松井稼頭央監督、広島・新井貴浩監督らが新たに候補。翌25年はマリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏らが候補になる予定だ。

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2023年1月14日のニュース