吉田正尚は打率2位、出塁率2位、OPS(出塁率+長打率)トップ10と、米データサイトが大胆予測

[ 2023年1月14日 10:24 ]

レッドソックスの本拠地、フェンウェイパークで会見に臨んだ吉田正尚
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 MLBのデータサイト「ファングラフス」のスティーマー・プロジェクションズがレッドソックスに入団した吉田正尚(29)の23年度の成績を予測。打率・298はツインズのルイス・アラエスに次ぐ2位で、出塁率・388もパドレスのフアン・ソトに次ぐ2位とした。OPS(出塁率+長打率)は・867でMLBの強打者の中でトップ10に入るという。

 MLB公式サイトは「目を見張る予測」と報じている。この予測は「ファングラフス」が毎年発表しているもので、1年前、スティーマーは大谷翔平の22年の成績を、打者では39本塁打、打率・257、投手では11勝8敗、防御率3・69と予測していた。「スティーマー・プロジェクションズ」となっているのは、ニューヨーク州ブルックリンに住む高校の科学の先生ジャレッド・クロスが作ったウェッブサイト「スティーマー・プロジェクションズ」のデータをそのまま利用しているから。スティーマーはクロス先生の勤務するセントアンズ高校のニックネーム(汽船、蒸気機関)だ。ちなみにこういったプロジェクションズは「ファングラフス」の中にも複数あり、過去の成績、年齢による変化の推移を見て、未来の成績を予測するもの。近年はスタットキャストのお陰で打球速度、回転率など、細かいデータが飛躍的に増えたため、予測の精度は増しているという。中でもスティーマー・プロジェクションズは業界内で最も正確な予測の一つと認定されている。

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2023年1月14日のニュース