大リーグ傘下の3Aで「ロボット審判」 ストライク、ボールの「チャレンジ制度」を導入

[ 2023年1月14日 04:00 ]

昨季、マイナーで試験導入された「チャレンジ制度」の実際の映像
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 大リーグ傘下の3Aで、今季からストライク、ボールの判定に対する「チャレンジ制度」を導入すると、12日(日本時間13日)にスポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。MLBは将来的な「ロボット審判」採用を見据え、マイナーや提携する独立リーグで試験的に実施してきたが、コンピューターが自動で判定することに反対する意見も多かった。

 3Aでは今季から全30球場で「自動ボール―ストライク判定システム(ABS)」を設置。シーズン半分の試合は「ロボット審判」が判定するが、残り半分は従来通り、球審が判定し、1試合で各チーム計3回、投手、捕手、打者が異議を申し立てることができる。その際は動作解析システム「ホークアイ」を使った映像が瞬時に大型ビジョンに映され、観客もボールの軌道を確認することができる。昨季、1Aや秋季リーグで導入され、選手の評判も上々という。

 MLBはシーズン終了後に同システムを検証。早ければ24年から導入される可能性もある。

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2023年1月14日のニュース