阪神ドラ2・門別が抱く、グラブへの特別な思い入れ「気持ちを入れて頑張れたら」

[ 2023年1月6日 15:00 ]

5歳の時に脳腫瘍で亡くした妹の名前を刺繍したグラブを手に入寮する阪神ドラフト2位・門別啓人(球団提供)
Photo By 提供写真

 阪神の新人7選手が6日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場内にある選手寮「虎風荘」に入寮し、ドラフト2位・門別啓人投手(18=東海大札幌)はプロ仕様の桃色のラインを入れたグラブを持ち込んだ。

 「高校とは違って色を変えられるので、主な色は黒ですけどそこにピンクを入れてちょっと派手にしたいなと思って入れました」

 グラブには高校時代同様、5歳の時に脳腫瘍で亡くなった妹・心奈さんの名前を刺繍した。「今回も妹の名前を入れて、気持ちを入れて頑張れたらなと思って入れました」。揺るぎない決意とともに、プロの舞台に飛び込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月6日のニュース