【WBC】初出場の大谷翔平 世界一には「投手力が必要」 二刀流にこだわらず「できることをやりたい」

[ 2023年1月6日 17:58 ]

<カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見>会見する大谷(左)と栗山監督(撮影・尾崎 有希)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が6日、侍ジャパンの栗山英樹監督(61)とともに都内で行われた記者会見に出席。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、意気込みを語った。

 栗山監督から代表メンバー入りを発表された大谷はサプライズで会見に登場。日本ハム時代から指揮官として知る栗山監督について「(選手愛は)あまり感じた事はないです」といきなりジョークを交えながら「一人一人の選手と対話する監督。一緒にプレーしたことない選手も数日でお互いを知ることができると思う。集まる選手は何も不安なくプレーできると思います」と全幅の信頼を寄せていることを明かした。

 ただ、投打の起用法について問われると「できることをやりたいと思っている。選手は使われる立場ですし、自分で他の選手の起用法をタッチできるわけでない。自分のできることを精一杯やりたい」と話すにとどめた。

 今大会はチームメートのトラウトも参戦を表明するなど、注目選手が多数出場を予定している。MLBという世界トップレベルで戦う大谷は「アメリカに限らず本当にトップのトップが集まっている。難しい戦いになるのは分かりきっているが、精一杯、日本の野球で頑張って行きたい」と決意。「トラウト選手は誰しもが認めるトッププレーヤーなので、シーズン中から少しずつ話をしてましたけど、個人的にはあんなにすごい選手が集まると思ってなかった。一ファンとしては凄い選手だなと。見る価値があるメンバーだと思う」と今大会の注目ぶりに期待を寄せた。

 世界各国からトップ選手が集まる中、優勝を目指す日本の強みとして「投打のバランスで見た時は投手力の方がバランス的には上なのかなという印象。NPB在籍投手含め素晴らし投手がいる。短期決戦は投手が重要ですし、投手力が必要かなと思います」と投手がカギになるのではと語った。

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2023年1月6日のニュース