侍ジャパン栗山監督「全員が柱」WBC代表12選手サプライズ先行発表!大谷、ダル、村上、朗希、由伸ら

[ 2023年1月6日 17:13 ]

<カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見>会見する栗山監督(撮影・尾崎 有希)
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が6日、都内で記者会見を開き、3月に行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第1次代表メンバー12人をサプライズで発表。エンゼルス・大谷翔平投手(28)やロッテ・佐々木朗希投手(21)らが選ばれた。

 栗山監督は会見で12選手の名前を呼び上げた後、大谷翔平だけでなく「全員が柱」と期待を込めて語った。選考については「多くの日本の素晴らしいプレーヤーの中で出来る限り世界一に近いチームはどういうチームかずっと考えてきた。正しいかどうかよりも信じていくしかない。それぐらい日本の選手のレベルは高い
」と語った。

 そして、世界一奪回に向けて「想像を絶するぐらい1球1球、1イニング1イニング長く感じるんだろうなと想像します。
何が起こっても選手を信じる信念だけは持ってどういう状況になろうとも最後まで絶対諦めない。必ず勝ち切る。それだけは信念を持ってやりたい」と意気込んだ。


 今回発表されたメンバー12人は以下の通り(数字は背番号)。全メンバーは今月末に発表予定。

 (2)西武・源田壮亮
 (3)DeNA・牧秀悟
 (8)ソフトバンク・近藤健介
 (10)ソフトバンク・甲斐拓也
 (11)パドレス・ダルビッシュ有
 (12)巨人・戸郷翔征
 (14)ロッテ・佐々木朗希
 (16)エンゼルス・大谷翔平
 (18)オリックス・山本由伸
 (21)DeNA・今永昇太
 (51)カブス・鈴木誠也
 (55)ヤクルト・村上宗隆
 
 3月に開催される今大会は各プール4つに分け、東京ドームが会場となるプールBに入った日本は9日の中国戦で開幕。その後、10日に韓国、11日にチェコ、12日にオーストラリアと対戦する。プールAとプールBの上位2カ国が15、16日に東京ドームで行われる準々決勝に進み、その上位2カ国が米フロリダ州マイアミのマーリンズ本拠地ローンデポ・パークで21日(現地時間)から行われる準決勝、決勝に望む。

 選出された選手のコメントは以下の通り。

 ▼戸郷翔征 多くの素晴らしい選手がいる中で選出していただけてとても光栄。自分が侍ジャパンの一員になれることを想像しただけで身震いがしている。侍ジャパンのユニホームを着られることを誇りに思い、今後の野球人生に生かすためにも自分ができる精一杯の投球をしたい。世界一を目指して全力で頑張ります。

 ▼佐々木朗希 大変光栄に思います。日本の優勝のために自分ができる精一杯のピッチングができればと思っている。優勝に貢献できるよう頑張ります。

 ▼山本由伸 選出していただきとても光栄。身が引き締まる思い。大会へ向けてしっかりと調整をして、日本の世界一に貢献できるように全力で腕を振りたい。

 ▼今永昇太 選出していただき非常に光栄。同時に責任と重圧を感じている。たくさんの素晴らしい選手に囲まれて野球ができることに感謝して、そして野球を観たことのない方々にも興味を持ってもらえるようなプレーをしていきたい。

 ▼鈴木誠也 前回大会では悔しい思いをした。今回こそは栗山監督を胴上げすることを目標に、侍ジャパンの世界一に貢献できるよう精一杯プレーしたい。

 ▼村上宗隆 侍ジャパンの一員として選ばれたことを大変光栄に思います。ありがとうございます。子供の頃に夢中でWBCで戦う侍ジャパンを応援し、夢を見させていただきました。皆さんに夢を与えられるように、そして世界一になれるように全力でプレーします。

 ▼源田壮亮 選出いただき大変光栄です。初めてのWBCになりますが、自分らしさを出して、日本の優勝に貢献できるよう精一杯プレーします。

 ▼牧秀悟 選出していただき非常に光栄に思います。また、日本を代表してプレーできることに感謝いたします。世界一になるために自分の全力をぶつけたいと思う。そしてチームに貢献できるよう頑張ります。

 ▼近藤健介 望んでもそうそう出場できるものではない。選出いただき本当に光栄に思う。プレミア12やオリンピックにも出場させてういただきましたが、世界の野球を体感できる貴重な機会だと思っている。最大のモチベーションは栗山監督を世界一の人にしたいという気持ち。代表の重圧を感じながらも精一杯戦いたい。

 ▼甲斐拓也 選んでいただき、野球人としてこれ以上ない喜びを感じている。栗山監督から熱い思いを聞いているし、何とか期待に応えないといけない。代表として恥じないよう、これまでの経験を最大限に発揮したい。投手としっかりコミュニケーションをとり、自分が求められているプレーのために最善を尽くす。

 ▼ダルビッシュ有 優勝して、日本の野球の素晴らしさが伝えられるように全力で挑みます。世界一に向けて、チームを引っ張る投球ができるようにしっかり準備していきます。

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