【WBC】初参戦の大谷「誰が監督でも出たい気持ち」も「決断のしやすさは栗山監督であったからこそ」

＜カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見＞会見する大谷（左）と栗山監督（撮影・尾崎　有希）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が6日、侍ジャパンの栗山英樹監督（61）とともに都内で行われた記者会見に出席。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に向けて、意気込みを語った。

　栗山監督から代表メンバー入りを発表された大谷はサプライズで会見に登場。「（昨年中に）直接向こう（米国）でも話をしたんですが、シーズン中だったので、来年のシーズン前のWBCについて考える事はできなかったけど、シーズンが終わって色々考える中で自分の考えをまとめて連絡させていただいた」と出場を決めた経緯を口にした。

　その上で日本ハムでも指揮を執っていた栗山監督の存在について問われると「本人を目の前で本当に申し訳ないですが、おそらく誰が監督でも出たい気持ちは前向きだったと思うので。そこはおそらく変わることはなかった」と遠慮なく発言。続けて「ただ、自分のことを知ってくれている監督が指揮を執ってくれるのか、そうでないかは選手にとっては大きい。決断のしやすさは栗山監督であったからこそっていうのはあるかもしれないと思います」と感謝。そして「今回これだけ良い選手が集まってくれているのはそこに要因があるんじゃないかなと思います」と指揮官の人柄について語った。

　3月に開催される今大会は各プール4つに分け、東京ドームが会場となるプールBに入った日本は9日の中国戦で開幕。その後、10日に韓国、11日にチェコ、12日にオーストラリアと対戦する。プールAとプールBの上位2カ国が15、16日に東京ドームで行われる準々決勝に進み、その上位2カ国が米フロリダ州マイアミのマーリンズ本拠地ローンデポ・パークで21日（現地時間）から行われる準決勝、決勝に望む。

　今回発表されたメンバー12人は以下の通り（数字は背番号）。

　（2）西武・源田壮亮
　（3）DeNA・牧秀悟
　（8）ソフトバンク・近藤健介
　（10）ソフトバンク・甲斐拓也
　（11）パドレス・ダルビッシュ有
　（12）巨人・戸郷翔征
　（14）ロッテ・佐々木朗希
　（16）エンゼルス・大谷翔平
　（18）オリックス・山本由伸
　（21）DeNA・今永昇太
　（51）カブス・鈴木誠也
　（55）ヤクルト・村上宗隆