ソフトバンクがレンジャーズ傘下3AでFAの有原航平獲得へ

[ 2023年1月6日 08:11 ]

有原航平(AP)
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 ソフトバンクが、レンジャーズ傘下3AからFAとなっていた有原航平投手(30)を獲得することが6日までに分かった。球団は、22年末のオフ時期から国内復帰か、米残留の選択に迷っていた有原の動向を注視していた。興味を示しながら、国内復帰へと傾いていた右腕の獲得に乗り出していた。国内数球団が名乗りを上げていたが、右腕はソフトバンク入りを決断。争奪戦を制した球団は、V奪還に向けた大型補強に再び成功。また新たなピースが加わった。

 有原は、14年ドラフト1位で日本ハムに入団。6年間で60勝を上げた。20年にポスティングシステムでレンジャースに移籍。故障などもあり、結果は残せなかったが球団は、エース千賀の抜けた穴を埋める先発候補として白羽の矢を立てた。

 昨季は、首位オリックスと同率ながらもリーグ優勝を逃しての2位。オフには、積極的に戦力を整えた。FAでDeNA嶺井、日本ハム近藤を獲得。新外国人投手では元阪神のガンケル、昨季途中からロッテに在籍していたオスナ。米メジャーからはアストゥディーヨと米独立リーグからホーキンスの右の両大砲。攻守で層を厚くしていた。そして、さらに有原の獲得。20年以来となるリーグ優勝、日本一に向けて万全の態勢が整った。

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2023年1月6日のニュース