侍ジャパン・栗山監督 最終選考は「まだのところもある」 「できればギリギリまで引っ張りたい」

[ 2023年1月6日 18:20 ]

<カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見>会見する大谷(左)と栗山監督(撮影・尾崎 有希)
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が6日、都内で記者会見を開き、3月に行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表メンバー12人をサプライズで発表した。最終的な人選に関しては「まだのところもある」とし、期限ギリギリまで熟考する構えをみせた。

 12人の先行発表について問われ「ポスター作るというので、早めに何人か選んでくれって…」とまずはジョークを披露。しかしながらそれが不発気味に終わると「スイマセン」と頭をかき「個人的にはギリギリまで引っ張りたかったです。全員、自主トレが始まって、体のコンディショニングとか、本当にどの選手も本当にいい選手ばかりなので、とにかくコンディションが上がって、体調良くなって選手を見極めたいってはすごくあった」と胸中を明かした。

 もちろん「選手も早く決めないと大変なんですが」と理解はするが、指揮官の立場としては「できればギリギリまで引っ張りたいってのが本音」。「これから形が真ん中からできて行って、最終的に30人。まだのところもあるので、コーチと会議を重ねながらしっかり形を作っていきたい」と見通しを口にした。

 今回発表されたメンバー12人は以下の通り(数字は背番号)。全メンバーは今月末に発表予定。

 (2)西武・源田壮亮
 (3)DeNA・牧秀悟
 (8)ソフトバンク・近藤健介
 (10)ソフトバンク・甲斐拓也
 (11)パドレス・ダルビッシュ有
 (12)巨人・戸郷翔征
 (14)ロッテ・佐々木朗希
 (16)エンゼルス・大谷翔平
 (18)オリックス・山本由伸
 (21)DeNA・今永昇太
 (51)カブス・鈴木誠也
 (55)ヤクルト・村上宗隆
 
 3月に開催される今大会は各プール4つに分け、東京ドームが会場となるプールBに入った日本は9日の中国戦で開幕。その後、10日に韓国、11日にチェコ、12日にオーストラリアと対戦する。プールAとプールBの上位2カ国が15、16日に東京ドームで行われる準々決勝に進み、その上位2カ国が米フロリダ州マイアミのマーリンズ本拠地ローンデポ・パークで21日(現地時間)から行われる準決勝、決勝に望む。

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2023年1月6日のニュース