落合博満氏 フロントに全権委ねたドラフト 入団会見後に顔を見ないでユニホーム脱いだ選手も」

[ 2023年1月6日 17:05 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が6日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。監督時代のオフの仕事について語った。

 2004年から2011年まで8年間監督を務めた落合氏。オフの監督の仕事について「たいして仕事はないよ」と平然と言い放った。ドラフトについては一番大事な仕事としながらも、「選手はいちいち見ていない。(スカウトが)言ってきた選手を信頼して指名するしかない」と指名候補については編成に一任していたことを明かした。外国人、FA補強と同様、監督として要望を出したことはほとんどなかったという。

 監督の仕事はチームを勝たせることであり、「コーチにはコーチ、選手には選手の仕事がある。自分の仕事を全うしてくれればいい」と語る落合氏。ドラフトは編成の仕事と位置づけ「その代わり選手に監督があいさつに行くってことはしなかったからな。(契約までが)編成の仕事だから」ときっぱり。会うのは入団会見だけで、「そのあと1回も顔を見ないでユニホームを脱いだ選手もいるよ」と当時を振り返った。

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2023年1月6日のニュース