中日・大野雄 “うざぎジャンプ”で誓った下克上V 竜と「うさぎ年」の縁が後押しするか!?

[ 2023年1月6日 05:02 ]

<中日・大野雄自主トレ>大文字山の山頂付近でうさぎジャンプする大野雄大(撮影・須田 麻祐子)
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 中日・大野雄が5日、年明け恒例の地元・京都の大文字山を登る自主トレを公開し、山頂で昨季最下位からの下克上Vを誓った。

 「ほんま、そろそろというところですよね。10何年も弱いので。ヤクルトやオリックスが最下位からの優勝を見せてくれているのは、俺らにもチャンスはあると思うし、そういう一年にしたいです」

 眼下に広がる故郷を背に視線は頂点を見据える。21年はヤクルトとオリックスが前年最下位からリーグ制覇。昨季も両軍で日本一を争うなどV字復活を遂げており、逆襲ロードの模範とした。

 2リーグ制以降、6度の「うさぎ年」は優勝2回、2位4回の好成績。前回11年、前々回99年と“連覇中”の追い風気配が漂う。19年から4年連続規定投球回クリア中の先発陣の大黒柱として、「最下位は情けないし、申し訳ない。立浪監督も、何とかチームを強くせなアカンと、このオフたくさん動いていたと思う。ファンのみなさんと最後に笑い合えるように」と力を込めた。

 京都外大西時代から取り組む登山トレには母校の後輩でヤクルトのドラフト2位・西村も参加。「ユニホームを脱ぐまで続けたい。西村君は本当にいい打者。1年目から可能性はある。対戦したら打たれないように頑張ります」と公式戦での“再会”も待ち望んだ。(湯澤 涼)

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2023年1月6日のニュース