【WBC】ダルと初共闘の大谷「日本を引っ張ってきた投手」村上、佐々木朗らにも「最初は全員に敬語から」

[ 2023年1月6日 18:46 ]

<カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見>ポーズを決める大谷(撮影・尾崎 有希)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が6日、侍ジャパンの栗山英樹監督(61)とともに都内で行われた記者会見に出席。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、意気込みを語った。

 この日の記者会見で栗山監督は12選手の代表入りを先行発表。メンバーにはパドレス・ダルビッシュ有も名を連ねた。大谷とダルビッシュはともに日本ハム出身だが、同じチームでプレーするのは今回が初めてとなる。

 大谷は「個人的にはすごい特別なことじゃないかなと。球団の先輩でもありますし、入れ違いで(一緒に)やる機会はなかったですけど、僕が一番野球楽しかった時期の日本を引っ張ってきた投手の1人ですので、ずっと見てきましたし、そういう方と一緒にできるのは自分にとってチームにとっても素晴らしいこと」とともに日の丸を背負った戦う日を心待ちにした。

 一方で、大谷がメジャー移籍後、NPBで活躍しているヤクルト・村上やロッテ・佐々木朗もメンバー入り。両者は大谷とプレーできる日を待ち望んでいる。大谷は「NPBを見ても僕の知らない選手がたくさん出てるので、おそらく代表選手の中にも僕の知らない選手が出てくる。まずはそこのコミュニケーションが大事ですし、僕は確かにダルビッシュさんとやるのは楽しみですけど、勉強したいなっていうのは二の次で、本当に勝つためにやっていきたいですし、他の選手たちもそういう気持ちを持ってプレーするのがベスト」と勝利優先を宣言。そして「大会が終わって、ここが勉強になったなってのは後に感じることはあると思うんですけど、やってる時に関してはそういうことを抜きにして対等で頑張りたい」と一選手として勝利を目指していこうと年下選手にも呼びかけた。

 その上で、面識のない選手とのコミュニケーションは「とりあえず話すこと。自己紹介から」と会話が大事と笑顔。「年齢も上なのか下なのか分からない選手もいるので、最初は全員に敬語から入りたい」と爽やかに笑った。

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