【WBC】初参戦の大谷 ライバル・韓国は「どの世代も世界で戦える」栗山監督も「怖さしかない」と要警戒

[ 2023年1月6日 18:28 ]

<カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見>会見する大谷(左)と栗山監督(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が6日、都内で記者会見を開き、3月に行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第1次代表メンバー12人をサプライズで発表。その後、メンバー入りしたエンゼルス・大谷翔平投手(28)もサプライズで会見に出席し、世界一奪回へ意気込みを語った。

 WBC初参戦となる大谷は「優勝だけを目指して勝つことだけ考えていきたい」と決意。日本にとって最大のライバルとなるのが、1次ラウンドでも対戦するお隣の国、韓国だ。09年の第2回はWBCだけで5度対戦。死闘となった決勝戦では延長10回にイチローが勝ち越しの2点適時打を放ち、世界一連覇を果たした。

 韓国は今大会のメンバーをすでに発表しており、ダルビッシュとパドレスでチームメートのキム・ハソンや21年にゴールドグラブ賞を受賞したカージナルスのトミー・エドマンらが代表入りを果たした。

 大谷は韓国の印象について問われると「素晴らしい選手が多い。アジアの中でもそうですし、世界的に見ても打者も投手もどの世代も素晴らしい選手が多い。どういう選手が来るか分かってないが、どの世代も世界で戦えるトップ選手が出てくる国。素晴らしい野球をしてるな」と警戒を強めた。

 昨年、韓国プロ野球を視察した栗山監督も「ここ一番、本当にギリギリの勝負の時の底力を嫌というほど感じているので、皆言ってるけど、力があるので怖さしかない」と改めて警戒心を口にした。

続きを表示

2023年1月6日のニュース