【WBC】初参戦の大谷 背番号16は「前回出られなかったのが一番」大会直前に辞退した17年の悔しさ

[ 2023年1月6日 17:41 ]

<カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見>会見する大谷(撮影・尾崎 有希)
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が6日、都内で記者会見を開き、3月に行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第1次代表メンバー12人をサプライズで発表。メンバー入りしたエンゼルス・大谷翔平投手(28)の背番号は「16」に決まった。

 栗山監督から代表メンバー入りを発表された大谷はサプライズで会見に登場。背番号が「16」となった理由について質問が及ぶと「自分自身であまり大きなこだわりはないですが、前回出られなかったのが一番。それまでずっとジャパンは16番をつけてきたので自分にとって日本代表は16番という印象が強いです」と語った。

 そして、日本代表で「16」を付けることになった経緯に関しては「何ですかね。先輩優先みたいな。野球界あるあるですかね。。そういうところがあります。僕は背番号にこだわりないですし、偉大な先輩に良い番号を付けていただいたらなと」と自身は番号にこだわりはないとあっけらかんと笑った。

 日本ハムでは「11」、エンゼルスでは「17」を背負う大谷の注目の背番号は、侍ジャパンでなじみのある「16」となった。代表デビューした15年のプレミア12、16年の強化試合は「16」を背負い、右足首痛のため直前で出場を断念した17年のWBCも同番号を背負う予定だった。当時は日本ハムに在籍中だったが、いずれの試合も大谷より5学年上の巨人・菅野が「11」を付けていたことから「16」を選択。12年に常設化した侍ジャパンの慣例で、代表選手の所属球団での背番号が重なった場合、年功序列で番号が決まり、年下の選手は空き番号から選択することとなっている。

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