稚内大谷・高橋主将「目標に第1歩踏み出せた」 21世紀枠候補校選出 「甲子園最北端出場」目指す

[ 2022年12月9日 18:27 ]

21世紀枠候補に選ばれた稚内大谷ナインは、サハリンを望むことができる校舎屋上で喜ぶ(撮影・石川加奈子)
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 日本高野連は9日、第95回選抜高校野球大会(来年3月18日から14日間、甲子園)の21世紀枠候補校9校を発表。北海道地区から選出された稚内大谷の本間敬三監督(38)は「非常に光栄。創部から50数年経つが、OBをはじめ部員も頑張っていればうれしいこともあるという思いと、身が引き締まるの両方がある」と感謝。地元稚内市出身の高橋大空主将(2年)は「自分がこの学校を選んだのは甲子園出場。その目標に第1歩踏み出せた」と笑顔を浮かべた。

 野球部は1969年創部で、過去には80、81、93年夏と計3度の北北海道大会準優勝がある。今秋は北海道大会2回戦で立命館慶祥に延長10回7―8でサヨナラ負けした。出場が決まれば、13年選抜に21世紀枠で出場した遠軽を抜き、甲子園最北端出場となる。高橋主将は「雪上トレーニングで鍛えた足腰を武器に、最北の野球を見てほしいという気持ちがある」と意気込んだ。

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2022年12月9日のニュース