ソフトバンク泉10・2V逸の悪夢「あの経験からどう成長するか」現状維持2700万円でサイン

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　ソフトバンクの泉圭輔投手（25）が7日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2700万円でサインした。

　やはり、心に刻まれているのは優勝マジック1で迎えた10月2日、ロッテとのシーズン最終戦。2―0の6回、2番手として登板したが、山口に逆点3ランを浴びてチームは2年ぶりのリーグ優勝を逃した。ベンチに下がると、涙を流し立ち上がれなかった。「最終戦の結果が一番、悔いが残る。あの1試合の印象が強すぎて良いシーズンとは言えない。自分のせいで負けてしまって、誹謗（ひぼう）中傷もあって、外に出るのも怖かった」と厳しい視線を受けたことを明かした。

　それでも、励みになったのはファンからの応援メッセージ。「励ましていただいたからこそ、成長しないといけないと思える。あの経験を2度としないためにも、来年は今年以上に頑張らないといけない」と雪辱を誓った。