千賀の代理人・ウルフ氏現状語る 金銭面よりも環境重視「素晴らしい経験ができる“ホーム”を探している」

[ 2022年12月7日 08:18 ]

ウィンターミーティングでメディア対応し、千賀について話すワッサーマンのウルフ代理人(撮影・杉浦大介通信員)
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 ソフトバンクから海外FAで大リーグ入りを目論む千賀滉大投手(29)の代理人となったワッサーマンのジョエル・ウルフ代理人が6日(日本時間7日)、カリフォルニア州サンディエゴで行われているウィンターミーティング中に日本メディアに対応した。

 その場でウルフ代理人は、千賀が11月上旬のGM会議後に渡米し、「6、7の街を訪れた」と話した。現時点で6~12チームが獲得に興味を示しているとし、その中で一部のチームを選んで本拠地を訪問。そのツアーについて、ウルフ氏は「千賀は監督、GM、投手コーチと対面し、多くの質問をしていた。チームの施設を見ており、決断の助けになるだろう。彼はいい契約というだけでなく、素晴らしい経験ができる“ホーム”を探している」と述べ、千賀が高額サラリーではなく、長期契約の際に快適に感じられる環境を重要視していることを強調した。

 すでに5、6年契約オファーを受け取ったとはいうものの、ウルフ代理人は「すぐに成立するといった状況ではない」と早期決着の可能性は否定。「多くのチームと話し、条件を千賀に示している段階。今週にまとまるとは思わないが、年内決定の可能性はある。彼は急いではいない」とし、時間をかけて最善のチームを選ぶ意気込みを述べた。

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2022年12月7日のニュース