ソフトB・柳田 堂安の「俺のコース」発言に侍魂刺激 WBC出場意欲

[ 2022年12月7日 05:00 ]

白紙の色紙を手にポーズを決める柳田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・柳田は日本野手最高額である現状維持の年俸6億2000万円プラス出来高払いでサインした。契約更改交渉後にはサッカーW杯決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れた日本代表をねぎらい、堂安の有言実行ぶりにほれ込んだことを明かした。

 「単純に格好いいなと。なかなかあの発言はできない。ファンになりました」

 今大会2得点の堂安は1次リーグで強豪スペインからもゴールを奪い、「あれは俺のコース。あそこでフリーにすると堂安律は危ない」と発言し列島を沸かせた。この言葉は柳田の侍魂をうずかせた。「日本中が盛り上がっているのを感じた。スポーツって凄いなと改めて感じた。うらやましい」。来年3月のWBCにも出場意欲を示した。

 年俸変動制7年契約3年目の今季は117試合に出場し打率・275、24本塁打、79打点。不本意な成績でチームも2年連続でリーグ優勝を逃し「毎日が試行錯誤だった」と振り返った。来季のノルマは30発。「もう30歳中盤。ここからまたもうひと叩きして最高の状態で来年を迎えられるように」。堂安スタイルで強気の言葉を並べた主将に二言はない。

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2022年12月7日のニュース