WBC米国代表・デローサ監督 大谷に最大限の賛辞「1日前に投げてほしい」「史上最高級の選手になる」

[ 2022年12月7日 13:08 ]

ウィンターミーティング中に行われたWBCのメディアセッションで記者に対応するアメリカのデローサ監督、オランダのミューレンス監督(撮影・杉浦大介通信員)
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 今年はカリフォルニア州サンディエゴで行われているウィンターミーティング中の6日(日本時間7日)、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する各国代表監督、役員を招待しての会見が行われた。アメリカ、オランダの代表監督が、すでに日本代表の一員として出場を表明している大谷翔平選手(28)を絶賛した。

 アメリカのマーク・デローサ監督は、「大谷には私と対戦する1日前に投げてほしい」と笑顔でジョークを飛ばした。大谷を“ユニコーン”と呼ぶデローサ監督。自身がアナリストを務めるMLBネットワークの番組でも大谷を取り上げるのが大好きだと嬉しそうにコメントし、「彼はまだ向上している。何より気に入っているのは、たまに速球が本調子ではないときでも変化球が投げられること。彼の能力には圧倒されているよ。多くのメジャーリーガーたちが10、11年かかってやることをやり遂げている。彼は史上最高級の選手になるだろう」と最大限の賛辞を送った。

 一方、今大会で3大会連続でオランダ代表監督を務める元ヤクルトのヘンスリー・ミューレン氏は、2016年、日本対オランダの強化試合で大谷が打った特大本塁打が忘れられない様子。「世界最高級の選手だ。2016年、強化試合で対戦し、彼は登板はしなかったけど、打者として屋根に届くような本塁打を打たれてしまった。翔平はすごい選手だよ」とこちらも呆れたように笑っていた。

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2022年12月7日のニュース