落合博満氏「野球は野球で体力つけるしかない」“ウエートトレ偏重”の現状に一石

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、04年から11年まで指揮した中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が7日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今の野球界のトレーニングに対する自論を明かした。

　落合中日は野球の練習を徹底して鍛え上げたイメージが強いという印象があるとスタッフが話すと、「俺の時代にはウエートトレーニングないもん。走って投げて打って守ってっていう、そこで（野球の）体力をつけていったっていうこと。走るのも嫌々ながら走ったけどね。振る力をつけるためには、振らなきゃいけないし、足腰鍛えるにはランニングの量も必要だろうし、守備の量も必要だろうし、それがだんだん変わってきたんだと思うよ」とした。

　続けて「ウエートトレーニングってのは野球で補えない部分を強くするという意味合いで入ってきたはずなんだよ。それが今はウエートが主になって、実技がおろそかになっている傾向はあるんじゃないかな」と最近の野球界の風潮に一石を投じた。