侍ジャパン・栗山監督 大谷は二刀流での起用を構想「基本的には両方できないかというのはベースにある」

[ 2022年12月7日 10:33 ]

「WBCメディアデー」に参加した侍ジャパン・栗山監督
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)は6日(日本時間7日)、カリフォルニア州サンディエゴで行われているMLBウインターミーティングの「WBC・メディアデー」に参加した。

 既に出場を表明しているエンゼルスの大谷翔平投手(28)の起用法について「今考えています。本人とはいろんな話をしているので、コンディショニングが2月に入ってどういう状況なのかを確認しなければいけない。基本的には(投打)両方できないかというのはベースにあります」と二刀流出場が前提と話した。

 投手起用については「先発の可能性も考えているし、抑えの可能性も考えています」と説明。大谷のコンディションを見ながら対話を重ね、決定していく方針を示した。また、栗山監督は大谷にも2月16日の宮崎キャンプからの合流を希望している。だが、二刀流の負担の大きさは指揮官として痛切に理解している。「翔平も結構しんどいと思う。二刀流を一年やりきって、早めにつくってというのも。でも子供たちが見て、こんなふうになりたいなと思う選手が集う形を作らないといけない」と自論を展開。そのためにもWBC運営本部にはメジャーリーガーの招集時期などを含めた規約を「早く決めて欲しい」と願った。

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2022年12月7日のニュース