阪神・青柳 WBCでトラウトと対戦意欲 “歴代最強”米国相手に「日本の強さを見せられるのが国際大会」

[ 2022年12月7日 05:15 ]

MBSラジオ「森たけしのスカタンラジオ」に出演した青柳(左)(阪神タイガース提供)
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 阪神の青柳晃洋投手(28)が、MBSラジオ「森たけしのスカタンラジオ」の出演前に取材対応し、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場への思いを激白した。

 「今回は参加を表明しているメジャーリーガーが凄いっていうのは、僕の中で分かっているので、そういう選手と対戦できればなと思っています」

 前回17年の第4回大会覇者の米国代表は、すでに大物選手が次々と参加を表明。エンゼルス・大谷の同僚で今季40本塁打のトラウト、カージナルスの2大スター、ゴールドシュミットとアレナド、ドジャースのベッツ、メッツのアロンソら、今季30本以上を放ったメジャーの主砲クラスが集結する。ドミニカ共和国もパドレスのマチャドとソトを軸に、歴代最強クラスの布陣となる方向だ。

 2年連続で最多勝を獲得した変則右腕とすれば、世界のつわものに勝負を挑みたい気持ちは当然のこと。ましてや、日の丸を背負った21年の東京五輪で、慣れない中継ぎに回ったこともあって登板2試合ともに失点しただけに、次の国際大会で雪辱を果たす思いが強い。世界一を争う舞台で「しっかりパフォーマンスが出せるように」と青写真を描いている。

 侍ジャパンメンバーは年明けにも発表される見込み。パドレスのダルビッシュも参加を表明したこともあって、メンバー入りの可能性は不透明ながら、選ばれた暁には、「日本の強さを子どもから大人まで見せられるのが国際大会だと思う」と熱弁した。野球の底力を見せ、サッカーW杯に負けない熱狂を列島に呼ぶ。(倉世古 洋平)

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2022年12月7日のニュース