日本ハム・加藤豪 人生初の手締めで名スピーチ 来年までナインに覚えてほしい言葉「Believe」

[ 2022年11月16日 13:24 ]

秋季キャンプで手締めのスピーチを行っている最中に国頭村の防災無線の放送が流れ、思わず吹き出す日本ハム・加藤豪(中央)
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  日本ハムは16日、7日から沖縄・国頭で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。米国で生まれ育ったドラフト3位の加藤豪将内野手(28=前メッツ傘下シラキュース)が人生初の手締めを体験。名スピーチで周囲をうならせた。

 2日前に手締めを打診された時は手締めの意味すら分からず、検索サイトで意味を調べるところからスタート。チームメートからは「“最後、よ~って言って手を叩く”って言うぐらいだったので、選手は全然参考にならなかったです」と苦笑いで振り返った。

 「グーグルで(手締めの意味を)検索した時に、“一つのドアを閉めて、次のドアを開けること”と書いてありました」とスピーチを始めると、国頭村の防災無線の放送が始まり、スピーチが中断。思わずナインが爆笑する場面があった。アクシデントもありながら「ホテルのスタッフ、コーチ、選手、ファンの皆さん、本当に秋季キャンプ、お疲れ様でした。個人的にはチームメート全員に受け入れてもらって本当にうれしかったです。そして、次のドアを開けるために、自分は“英語の先生”、“ティーチャー”と呼ばれているので、来年の2月まで覚えておいてほしい言葉があります。それは“Believe”です」と言葉を続けた。

 「Believe.信じること。Believe in yourself.自分を信じて。Believe you are the best.自分が一番と信じること。Believe in your teammates.チームメートを信じること。Believe we can be champions.世界一になることを信じること。選手、そしてファンの皆さんが一人、一人、100%“Believe”することによって、世界一になる大きな材料になると思います。次のドアを大きく開けるために、この秋季キャンプを締めたいと思います」

 秋季キャンプを名スピーチで締めくくったが、毎年午前11時の手締めの際に防災無線の放送が流れていることが判明。「パーフェクトタイミングでした。漫才的には凄いいいタイミングだったと思います」と笑いに変えつつ「後で聞いたんですけど、毎年(手締めを)11時にやるみたいで、毎年起きるみたいなんですけど、本当ですか?それでなんで毎年11時にやるのかよく分からない(笑い)毎年、毎年、来年もあれが起きることを頭に入れておいてください」と手締め時間の変更を訴えていた。

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2022年11月16日のニュース