オリックス 西武からFAの森友哉の獲得発表! 左の強打者&扇の要加入で日本一軍団強化

[ 2022年11月16日 14:02 ]

西武・森

 オリックスは16日、西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使した森友哉捕手(27)の獲得を発表した。26日に入団会見を予定。森は残留を要請していた西武には断りの連絡を入れていた。

 オリックスは11日の交渉解禁後、4年総額16億円の大型契約を提示した模様で、地元・大阪でのプレーと野球選手としての成長を求めた森の思いと合致。今季、26年ぶりの日本一に輝いた球団が大きな補強に成功した。

 森は13年ドラフト1位で西武に入団し、18、19年に正捕手としてリーグ連覇に貢献。19年には打率・329で史上4人目の「捕手での首位打者」に輝いた。大阪府堺市出身で、小6時にオリックスJr.の投手兼捕手として12球団ジュニアトーナメントで優勝。大阪桐蔭2年時には1学年上の阪神・藤浪とのバッテリーで甲子園春夏連覇を達成している。

 オリックスは、主砲・吉田正のポスティングシステムによるメジャー移籍の可能性が高まっている。チーム最多の66試合でスタメンマスクをかぶった伏見も日本ハムへの移籍が決定的で、森は左の強打者&扇の要と、攻守にわたって是が非でも欲しい選手だった。

 ◇森 友哉(もり・ともや)1995年(平7)8月8日生まれ、大阪府出身の27歳。大阪桐蔭では2年春から4季連続甲子園出場し、2年時は正捕手として春夏連覇。13年ドラフト1位で西武入団。19年に打率・329で首位打者を獲得し、リーグ優勝に貢献。MVPに輝いた。今季は102試合で打率・251、8本塁打、38打点。1メートル70、85キロ。右投げ左打ち。

 主なタイトル&表彰 19年首位打者(・329)、19年パ・リーグ最優秀選手(MVP)、ベストナイン(18、19、21年)

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2022年11月16日のニュース