聖望学園 部員の飲酒喫煙で1カ月試合禁止 盗撮行為で逮捕の審判は除名処分

[ 2022年11月16日 05:00 ]

 日本学生野球協会は15日、審査室会議を開いて高校関連10件の処分を決め、今夏の甲子園大会に出場した聖望学園(埼玉)が部員の飲酒、喫煙により10月22日から1カ月の対外試合禁止を科された。野球部寮で8、9月に2年生と1年生の計12人が関係した。西目(秋田)は部内のいじめで10月26日から1カ月の対外試合禁止。桜ケ丘(山口)の部長は部員への体罰などで7カ月の謹慎で、東明館(佐賀)の監督は部内での不適切発言で6カ月の謹慎となった。水城(茨城)の監督は部内の暴言で1カ月の謹慎。

 その他、今夏の大阪大会で盗撮行為を行い、現行犯逮捕された審判委員が除名処分となった。30代の警察官で7月22日に審判委員として訪れた球場で女子トイレの個室に侵入。隣の個室を上からスマートフォンで盗撮を行い、行為に気づいた被害者が大会関係者に申し出たことで発覚した。一時はトイレに立てこもるも駆けつけた警察官により現行犯逮捕。その後の取り調べで当該事件以外にも余罪を認めたという。

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2022年11月16日のニュース