「フランスアさん今までありがとう」 広島ブルペン支えたアカデミー出身左腕にカープ芸人もファンも感謝

[ 2022年11月16日 16:06 ]

ザ・ギース尾関の公式ツイッター(@geeseojeck)から

 広島は16日、ドリュー・アンダーソン投手(28)、ニック・ターリー投手(33)、ライアン・マクブルーム内野手(30)と来季契約を結んだと発表した。一方、今季まで5年間在籍し、通算178試合登板14勝15敗32セーブ45ホールドの成績を残したヘロニモ・フランスア投手(29)とは、来季契約を結ばないことを発表した。

 この一報に「カープ大好き芸人」としても知られるお笑いコンビ「ザ・ギース」尾関高文が自身のツイッターを更新し、「フランスアさん今までありがとう。あのストレートは本当に最高でした。自宅も真っ赤な素晴らしい助っ人でした」と投稿。フランスアの自宅で撮ったと思われる2ショット写真を掲載して、これまでの奮闘を感謝した。

 フランスアは、外国人選手育成のためのカープアカデミー出身左腕で、広島がリーグ3連覇を達成した2018年に47試合に登板。その後も19年に67試合、20年は53試合と大車輪の働きを見せた。イニングをまたぐフル回転ぶりはカープファンの間でも有名で人気のあった助っ人の1人だが、右ひざの手術を受けて以降は、21年は8試合、22年の今季はわずか3試合にとどまっていた。

 それでもカープファンも感謝の気持ちが大きいのか、「フランスア」がツイッターのトレンド入りするほど反響。「3連覇時に彗星の如く現れて157キロ連発してたフランスア。唸るストレートって表現がピッタリの投球。あの時は本当に頼もしかった。近年は精彩を欠いていたけど、本当にありがとうフランスア。忘れないよ」「フランスアが日本の球史に名を刻む。それが故郷の家族や若者に大きな夢や誇りを与えた。フランスアはそれを知っている。だから、休めなかった。アカデミーの稚鯉たちがフランスアやバティスタに夢を見ていた。自分の夢が、自分だけの夢でないことを知っていた。ありがとう、フランスア」など、深い思いを語るファンが多かった。

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2022年11月16日のニュース