落合博満氏 自身の打席での盗塁は「嫌だった」 「わざと空振り三振したケースあるよ」

[ 2022年11月16日 17:10 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が16日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。4番打者の打席の際中に盗塁することについての自論を語った。

 自身の打席で味方の盗塁は嫌かどうかを問われると「あぁ、嫌ですよ。オレを信用してねえのかっていうような。4番には黙って打たせた方が結果的には良いんだっていうのはあるしね。そのための四番ですよ。だから走って(盗塁失敗で)アウトになって、ホームラン打ったって1点だし、ランナーいりゃ、(ツーランで)2点になるしね」と語った。

 落合氏はさらに「だからオレが4番打ってる時に、(味方の)ランナーに走られて、わざと空振りして三振したっていうケース何回かあるよ」とエピソードを明かした。スタッフが「そんなことあるんですか!?」と驚きの声を上げると「あるよ」とあっさりと言った上で「チョロチョロするなっていうことですよ。4番を信用してねえのかっていうだけのことですよ」と続けた。

 ただ、落合氏が現役を引退した1998年から20年以上が経過し、野球も、選手の気質も変わってきている。4番への信頼の示し方についても「昔の4番はね。今の4番とは違う」と変化してきていることを認めていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月16日のニュース